【ストレスが限界】仕事を辞めたい時の危険サインと対処法を解説

「仕事が辛い」
「このままだと体を壊してしまうかも」

ストレスの限界を感じ、仕事をやめたいと感じる方は少なくありません。
しかし、そのような悩みが続いているとしたら、あなたの心がSOSを求めているサインかもしれません。

というわけでこんにちは。
退職博士です。

退職博士
今自分がどれくらいストレスが溜まっているのか、自分のストレスの度合いや状況を把握することが大切です。

この記事では、仕事を辞めたい時のサインや対処法などをまとめています。
仕事のストレスを抱えている方は是非参考にしてみてください。

それでは参りましょう。

仕事のストレスを感じやすい人の特徴

そもそもストレスを感じやすい人は以下の4つの特徴があります。
まずは自分が当てはまっているかチェックしてみましょう。

・心配性な人
・責任感が強い人
・断るのが苦手な人
・相談できない人

心配性な人

仕事を行う際、「失敗してしまったらどうしよう」と考えてしまい、まだやっていないのにストレスを感じてしまう人です。また、終わった後もミスがないか何度も確認をしてしまうため、周囲の人よりも時間がかかってしまいます。

さらにはミスがないか確認したにもかかわらず、「さっきの仕事に間違いがあったらどうしよう」と考え過ぎて仕事が終わった後も悩んでしまい、ストレスを感じてしまいます。

責任感が強い人

「自分がしっかりしなくては」と過剰に責任感を感じてしまい、ストレスを感じてしまう人です。周りからリーダーシップがある頼りになる人と思われていることが多いので、周りに相談もしづらく、それによってさらにプレッシャーを感じてしまいます。

また、「ミスをしたらみんなに迷惑がかかってしまう」と考えてしまい、ミスをしないように過度のストレスを抱え込んだまま仕事をしてしまいます。

断るのが苦手な人

自分一人じゃこなせない量の仕事を任されても断ることができず、すべての仕事を引き受けてしまうタイプです。

仕事量が多すぎると、業務時間内に終わることができないだけでなく、ミスも起こりやすくなります。

相談できない人

仕事でわからないことがあっても周りに相談できず、一人で何とかしようと思ってしまうタイプです。「この前も聞いたのにまた同じこと聞くのは申し訳ない」「今忙しそうだから話しかけづらい」と考えてしまい、なかなか相談できないため、それなら一人でやってしまおうという思考に陥ります。
しかし、分からない仕事を分からないまま進めても失敗しやすく、ミスも起こりがちです。

仕事のストレスで限界を感じたときの対処法

仕事のストレスで限界を感じたときの対処法は大きく分けて3つあります。
どれもすぐに試すことができるので、それぞれチェックしてみましょう。

・周りに相談する
・断る勇気を持つ
・休息をしっかりと取る

周りに相談する

普段あまり周りの人に相談できないという人も、勇気をもって信頼できる人に相談してみましょう。仕事の悩みを誰かに話すことによって、自分では思いつかなかった解決策があるかもしれません。

また、誰かに自分の思いを共有するだけで気持ちが軽くなり、ストレスの軽減にもなります。会社の人には相談しづらいという方はまず、家族や友人に相談してみましょう。

断る勇気を持つ

明らかに自分のできる仕事の容量以上のことを任された場合は全て引き受けるのではなく、時にはきちんと断るといった勇気も持つようにしましょう。断る際はただ断るのではなく、「明日までの仕事が立て込んでいるため難しいです」といったように具体的な理由とともに断るようにしましょう。相手に自分の今の状況を知ってもらえば、無理に仕事を増やすことはしてこないはず。

今後のためにも断る勇気を持って、自分に無理のない仕事をしていきましょう。

休息をしっかりと取る

仕事でストレスを感じたら、適切に休息を取ることを心がけましょう。

休憩中に糖分を摂るだけでも集中力の回復が期待でき、リラックスできます。体を動かし、軽くストレッチするのも効果的です。いい気分転換になり、リフレッシュできますよ。

ストレスで限界が来ているときのサイン

ストレスで限界が来ているときのサインとして、わかりやすいサインが4つあります。
もし一つでも当てはまっている方はしっかりストレスと向き合い、対処していきましょう。

・疲れているのに眠れない
・勝手に涙が出てくる
・食欲不振
・好きなことに興味がなくなる

疲れているのに眠れない

仕事で疲れ切っているはずなのに、ベッドに入ってもなかなか寝付けないといった症状です。ストレスを抱えると、交感神経が活発になって寝付けなくなってしまいます。

疲れているのに眠れないとなると仕事中に睡魔が襲ってきて、ミスも増えてしまう悪循環に陥ってしまいます。

勝手に涙が出てくる

朝起きた時や仕事中に理由もなく涙が出てくる場合は、ストレスの限界のサインです。

過度の不安やストレスを感じているときはこういった症状が現れやすく、この状態が長く続くとうつ病を発症してしまう場合があります。

食欲不振

「お腹はすいているはずなのに食欲が沸かない」「食べていないのに空腹を感じない」こういった症状はストレスが原因と考えられます。ストレスや不安が続くと自律神経の働きが低下してしまい、空腹を感じにくくなってしまうのです。

好きなことに興味がなくなる

仕事が終わった後や、休みの日もずっと仕事のことが頭から離れず、趣味や娯楽に対して興味を感じなくなり、何もやる気がなくなってしまうのもストレスが限界のサインです。

好きなことを楽しむよりもストレスが上回ってしまい、何もする気がなくなってしまいます。

仕事のストレスで発症しやすい病気

ストレスを溜めすぎてしまうと、病気を患ってしまうことがあります。
ここでは、仕事でストレスを溜めすぎたときに発症しやすい病気について紹介していきます。

まずはストレスを溜めすぎないことが大切ですので、病気を発症しないように対策していくことが大切です。

・うつ病
・自律神経失調症
・摂食障害
・適応障害

うつ病

長期的に過度なストレスを感じることにより、心身のバランスが崩れ、うつ病を発症しやすくなります。うつ病になると不安や喪失感を強く感じ、何も手につかない状態になってしまいます。放置すると、日常生活に支障をきたしてしまい、悪化してしまうため2週間以上症状が続く場合は専門の医療機関を受診しましょう。

専門の先生に話を聞いてもらうだけでも気持ちが楽になります。また、場合によってはあなたに合った薬を処方してもらえますので、心身ともに健康な状態に早く戻れるようサポートしてもらいましょう。

自律神経失調症

強いストレスや緊張感を抱えたまま過ぎしていると、心だけでなく体にも不調をきたし、吐き気・頭痛・めまい・下痢などの症状が現れます。体の不調が一気にいくつも現れ、なかなか治らないといった場合は自律神経失調症の疑いがあります。

摂食障害

ストレスを抱え込むと、「拒食症」「過食症」の症状が現れる場合があります。

拒食症は、体が食べ物を受け付けなくなり、ほとんど食事がとれず、少し食べても吐いてしまいます。

過食症は食べだすと止まらなくなる・食べ物でストレスを解消しようとして過食してしまうといった症状です。

どちらも主にストレスが原因で引き起こされる病気であり、自力で治すのが難しいと考えられています。摂食障害になった場合は早めに医療機関を受診し、薬による治療やカウンセリングを受けるようにしましょう。

適応障害

適応障害になると、気分の落ち込みが激しくなり、神経が過剰に反応して日常生活に支障をきたすようになります。適応障害は、ストレスを取り除くことによって徐々に回復する傾向にありますが、ストレスを取り除かないと症状が悪化し、治りづらくなってしまいます。

仕事のストレスを感じたら転職を考えよう

上司に相談しても業務量や環境が改善しない場合は、転職することも視野に入れましょう。ストレスを抱えたまま仕事を続けていると適切な判断ができなくなってしまい、転職をしようという考えすらなくなってしまいます。そうなってしまうと、今の状況から抜け出すのにさらに苦労してしまいます。

今の仕事を辞めるのは勇気がいるかもしれませんが、転職サイトや転職エージェントなどをうまく活用し、今よりも自分に合っている職場に転職して、心身の回復を目指しましょう。

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仕事のストレスを感じた時のQ&A

Q.仕事でミスをしないように慎重になりすぎてしまいます。また、何度も確認作業をしてしまうので人よりも業務をこなすのに時間がかかってしまいます。

A.「確認作業は一回したから大丈夫」というように自分自身の中でルールを決めて仕事に取組むとよいでしょう。

慣れてくるとそれが当たり前になり、何度も確認しなくても大丈夫と思えるようになるはずです。最初は不安になるかもしれませんが、しっかりと確認をしたから大丈夫という強い気持ちをもって実践してみましょう。

退職博士
ミスをしないように心がけるのはとても良いことですが、あまりに心配し過ぎて他の仕事に手が回らないといった状態だと仕事が溜まってしまうため、

Q.仕事でわからないことがあっても上司や先輩が忙しくしていると、話しかけづらく相談できません。その結果、手探りで仕事をしてしまい、ミスをしてしまうこともあります。このような場合、どうしたらいいのでしょうか。

A.周りの人に迷惑をかけないように考えているのは良いことですが、その結果、大きなミスをしてしまうと結果的に上司や先輩に多大なる迷惑をかけてしまうという事態になりかねません。

退職博士
忙しそうで話しかけづらいと感じるようであれば、「後でお時間よろしいでしょうか」など、相手に考慮した言い方をすると良いですよ。一度聞いたことはメモして、次からは自分でできることを増やしていくと良いでしょう。

Q.心療内科を受診したい気持ちはありますが、受診していいのだろうかという気持ちがあり、なかなか足を運ぶ勇気が出ません。

A.些細なことで心療内科を受診してもよいのだろうかと考えてしまう必要は全くありません。心療内科の医師は今までにたくさんの方の話に耳を傾けてきたプロですので、少しでも辛いと感じることがあれば、気軽に受診してみましょう。

行きづらいと思って心身の不調を放置していると、どんどん症状が悪化してしまい、回復するのが難しくなってしまいます。早めに受診することで早期の回復が期待できますので、辛いと感じた時は専門家に相談することを心がけましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。仕事のストレスを放置していると、心身ともに不調になってしまい、健康的に過ごすことが難しくなってしまいます。

限界だと感じる前に周りの人に相談して、ストレスを軽減する対処法を実践してみましょう。

それでも改善しない場合は、心療内科の受診や、転職を視野に入れて新しい道を歩みましょう。

決して無理をせず、自分のペースで回復して、生き生きとした生活を取り戻しましょう。あなたが毎日を楽しく過ごせることを願っています。

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