職場は仕事をする場と割り切って考えるようにしているものの
「周囲になじめない」
「ひとりぼっちだと感じる」
「浮いている気がする」
そんな風に感じることが誰でもあります。
職場にはいろんなタイプの人がいるので、人が大勢いれば中には個性的な人もいるでしょう。中には合わないと感じる人がいてもそれは当たり前なのです。しかし、毎日のように顔を合わせ、さらに長時間一緒にいるものですから、どうしても人間関係の悩みも出てくるものです。
ここでは、職場で孤独を感じる理由、職場で孤独を感じる人の特徴、職場で孤独感を感じた時の５つの対処法のほか、転職を考えてみよう｜おすすめ転職エージェントまで紹介します。
もくじ
職場で孤独を感じる理由
ふと「浮いている」「ひとりぼっちで寂しい」と感じてしまうことがあります。職場で孤独を感じる理由は、自分の気持ちを受け止めてくれる人がいないから、「寂しい」と感じてしまうのです。ではその理由を考えてみましょう。
苦手な人がいるから
どうしても苦手な人と感じる人はいるものです。以前、言動が気に食わないと感じたことがある、ちょっとしたことが気に触るなど理由が何かあるはずです。
プライベートなら付き合わないで済むのですが、職場ではそうはいきません。席が隣だったりすれば、毎日、顔を合わせなければなりませんし、何かしらの会話をする必要だってあります。このように会社ではどうしても合わない人と関わる必要があります。その結果、次第に会話を避けるようになり、周りから孤立する状況になってしまうのです。
理想と現実のギャップを感じているから
入社した時、どんな目標があったでしょうか。こんな仕事がしたい！ と目を輝かせ、そして理想に満ち満ちていたはずです。しかし、こんなはずじゃなかった…と思ってはいませんか。理想と現実が余りにも違いすぎて、テンションがダウン。やる気をなくしている状態なのかもしれません。やる気、気力がなくなれば、仕事への意欲もなくなります。
するとどうでしょうか。当然、「これ以上、仕事をしたくない」という気持ちが生まれ、孤独感を感じるようになってしまうのです。
ひとりで行う業務が多いから
ひとりで行う業務が多いと、孤独感を感じがちになります。皆がワイワイと楽しそうに仕事をしているのを横目で見ながら、ひとり黙々と仕事をしていたら、どう感じるでしょう。誰もが孤独を感じると思います。そして、それはやがて「壁」となってしまいます。心に壁が出来てしまえば、当然、ひしひしと孤独を感じるようになってしまうのです。
好意を素直に受け止められないから
同僚や上司から「がんばったね！」と言われても、空々しく感じてしまってどうしても素直に受け止められないと感じていませんか。自分はひねくれているのかも…と思ってしまうかもしれませんが、実はその通り。ネガティブのスパイラルに陥ってしまっているからです。全てが悪い方へ悪い方へと向かっているためです。こんな時はどんなことでも素直に受け取れません。当然、孤独感を感じやすい状態になっています。
職場で孤独を感じる人の特徴
職場で孤独を感じる人には、実は共通点があります。では、どういった人が孤独感を感じやすいのでしょうか。ここでは、職場で孤立しやすい人の特徴を詳しくご紹介します。
些細なことが気になる人
会話の中でのひと言、二言がどうしても気になることがあり、そこだけが心に引っかかることはありませんか。たぶん、相手は全く気にせずに言った言葉だと思います。しかし、言葉尻がどうしても気になって、相手に問いただしたなんてことがあると、周囲もどうしてそんな小さなことで…という目で見るようになってしまいます。小さなことが気になる性格だとどうしても孤立する原因になります。
思いやりがない人
仕事は仕事と割り切っていても、職場は人間関係で成り立つ場です。「自分の仕事しかやらない」人は、孤立しがち。困っていたら手伝うという気持ちがないと、人間関係はうまくいきません。自分が手伝ってもらいたい時に助けてもらえないので孤立感を感じやすいのです。
協調性に欠ける人
会社の人と必要以上に話さない、社内行事や飲み会も断る人は、自分から壁を作っています。断り続けていれば「誘っても来ない人」だからそのうちにお誘いもなくなり、いつの間にかのけ者になってしまいます。周りからは「協調性に欠けている人」とされ、孤立する原因になります。
人と話すのが苦手な人
人と話すことに苦手意識がありませんか。自信がないと自分からは話しかけませんし、話しかけられても話が続きません。話しかけた相手もつまらない、話が通じてないと感じてしまい、会話が少なくなってしまいます。すると話しかけにくい人と認識され、孤立する原因となるのです。
トラブルメーカー
「遅刻が多い」「面倒な仕事を人に押し付ける」「陰口ばかり言う」「人によって態度を変える」といった人は、周りから避けられやすくなります。当然、周囲の人は関わりたくはありません。イヤな人と思われてしまい、孤立の原因となります。
職場で孤独感を感じた時の５つの対処法
職場で孤独感を感じ、変えたいと思うなら、できるだけ改善するように努めることが大切です。まずは、自分の考え方や行動を見つめ直すことから始めてみましょう。しかし、変えたからといってもすぐに結果が出るわけではありません。
ここからは、孤独感を感じた時の５つの対処法を紹介します。
対処法1：自分から話しかけるようにする
周囲から話しかけられるのを待つのではなく、自分から積極的に周囲に関わっていこうとするスタイルを取ることが大事です。
でも、ムリはしないこと。ここでムリをしてしまうと、孤独感に拍車がかかることになりかねません。たとえば、挨拶をする、返事をするといったことから始め、うなずきながら相手の話を聞くといった程度でかまいません。小さな会話から始めれば、人と話す機会も増えていくようになります。
対処法2：自分の行動や言動を改善する
孤独感を感じている人に全部、非があるわけではありません。しかし、自身の振る舞いに問題がなかったか確認することも大切です。もし、思い当たることがあれば、改善していきましょう。自分の行動が変われば周囲の反応も少しずつ変わってきます。
誰にでも何気なく言った言葉が相手を不快にさせることはあります。しかし、相手の言葉ばかりではなく、自分の言葉も同じこと。「振り返って行動を改善する」を習慣づけすることで、改善される可能性は十分にあります。
対処法3：信頼できる人に相談する
ひとりで環境を改善していくのは難しいと感じたら、職場の信頼できる人に相談してみるのも手。信頼している上司や先輩など、客観的な視点で見てくれる人にアドバイスをもらいましょう。産業医がいる職場なら、心身の不調に対処する方法のほか、必要があれば上司や人事部にも働きかけてくれます。
対処法4：周囲のフォローをする
仕事がなかなか終わらなくて困っている人、忙しい人がいたら、声をかけてあげましょう。手伝えるものは手伝うことで仲良くなるきっかけにもなります。さらに自分が困っているときに助けてもらえたり、声をかけてもらえたりするかもしれません。周りに目を配るように心がけるようにしましょう。
対処法5：信頼できる人を作る
孤独感を感じても、誰かひとりでも信頼できる人がいればまったく違ってきます。同僚や席が近い人であればきっかけも作りやすいので、話しやすいと感じる人と話すようにしてみましょう。相手と共通点を見つければ、会話のきっかけになるはずです。
転職を考えてみよう｜おすすめ転職エージェント
職場での孤独感に悩んでいて改善されない、辞めたい！ と感じたら、仕事内容や働き方を見直すのもひとつの手です。人間関係が原因で転職する人も少なくはありませんし、人間関係がうまくいかないのに、割り切って働き続けるのは難しいもの。職場を変えることで働きやすくなることがあります。
「転職」を考え始めても、なかなか勇気が出なくて実行に移せないかもしれません。仕事に追われて、気がつけば月日も経ってしまうことにも…。いつでも転職活動を始められるためには、転職エージェントを利用することです。利用したからといって、すぐに転職する必要もありませんし、1年後、2年後を視野に入れて転職活動をするのもいいでしょう。
迷っているならまずは転職エージェントに転職すべきかを相談することから始めてみてはいかがでしょうか。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
職場での人間関係で孤独に感じてしまうタイミングは誰にだって訪れます。
まずは自分が感じる孤独感を言語化してみるのがおすすめです。
そのためのアプローチとして、身近な人と話すといった解決策があります。
ぜひ参考になったら幸いです。
それではまたお会いしましょう。
退職博士でした。
