会社の将来が不安と感じたらするべき7つの行動

「うちの会社、業績落ちてるけど、まさか潰れたりしないだろうか?」
「もし、会社が潰れたら良い転職先は見つけられるかな?」

毎日、働いているなかで何となく会社に対して不安を感じていませんか?

その不安は、あなたの行動ひとつで解消することができます!

というわけでこんにちは。
退職博士です。

退職博士
今回は会社の将来が不安と感じたらするべき7つの方法を解説していきます。

実際にサラリーマンが不安を解消できた方法を、この記事では紹介していきます。

記事を読み終え、行動を始めることで、会社の将来に不安を抱えていた気持ちが軽くなりますよ。

あなたが会社の将来に抱える不安の正体は?

・業界の未来がないと上司が言っている。

・毎年でていたボーナスが出なくなった。

・どんなに頑張っても給料があがらない。

・上司の機嫌が常に悪くて、社内の空気が悪い。

あなたの会社で思い当たることはありませんか?
ネガティブなことを見聞きしていると、どんどん不安になってしまうと思います。
だけど、その不安の正体がわからずにモヤモヤしてしまう。
まずは、あなたの抱える不安の正体を確かめましょう。

不安のリストアップ

頭で考えるだけでは、不安の種を整理するのは難しいです。

A4用紙を用意して、今抱えている仕事や会社に対する不安をリストアップしてみます。

例えば…

・明らかに会社の業績が落ちている。

・取引先が減った気がする。

・仕事に使う資格の取得が難しくてできない

・このまま、同じ仕事をしていても成長できない気がする

・今は良いけど、年齢を重ねて夜勤は辛い

・昇給しないと貯金できない

思いつく限り、自分の言葉でリストアップしてみましょう。

カテゴリーに分類しよう

リストアップした会社に対する不安を、今度は分類ごとに分けてみます。

仕事の不安

会社の業績が落ちていることや、仕事のスキルが身についていないことが当てはまります。
その中でも、それぞれ順位をつけてみて、自分にとってどれが一番気になるのかを決めてみましょう。

お金の不安

貯金ができていないことや、老後資金の不安、子どもの養育費をどうするか、などが当てはまります。
お金の不安については、今の収入だとどれくらいの貯金ができるか、いくら将来的に足りないのかを計算してみてください。

具体的な数字が分かると、この後に取る対策も、より詳しい方法を取ることができるようになります。

健康の不安

若い内は良いけど、歳を取っても続けられそうにないや、腰や足を悪くしてしまいそう、などが当てはまります。

健康の不安は仕事に限らず、常に付きまとう不安でもあるでしょう。

将来の不安は7つの対策をしてみよう

事前にリストアップした会社の将来への不安は、しっかりとカテゴリーに分類できたでしょうか?
分類をした後は、実際に対策をやってみましょう。

【仕事の不安を解消】転職に使える資格、スキルを身につける

会社の業績が落ちて不安になるのはなぜでしょうか?

それは、今の会社が無くなった時に、無事に次の会社に就職できる自信がないからです。

「今の経歴やスキルじゃ、どこも雇ってくれないだろうな…」

と、思いながら働くのは辛いですよね?

そこで、いつでも転職できるようなスキルを身につけることで、不安が解消できます。

業界でどんなスキルが求められているのか、何の資格が転職に有利なのかを調べる必要があります。

・転職エージェント

・キャリアコンサルタント

転職事情に詳しい人から、正しい情報を集めることから始めると良いでしょう。

役に立ちそうだから、と言う理由で資格を取っても、実際の転職市場では求められていないこともあるので注意です!

企業側が本当に欲しがっている資格やスキルはどんなものか、しっかりと下調べをしましょう。

【仕事の不安を解消】転職活動をしてみる

今の自分が、どんな会社に必要とされているか、それは実際に転職活動をすることでハッキリと分かります。

一番のメリットは「転職活動にはリスクがない」ことです。

本当に納得できる転職先が見つかるまで、本当に転職する必要はないので

十分に満足できる転職先を探すことができます。

将来に不安を感じないですむ会社探しに力を入れてみましょう。

【お金の不安を解消】副業をしてみる

会社の将来が不安なのは、会社が潰れるとお給料が貰えなくなるかもしれないからですよね。

それなら、会社が潰れても関係ない収入源を作ってみましょう。

ここで言う副業とは、掛け持ちのアルバイトではなく個人で始めるお仕事のことです。

・webライティング

・プログラミング

・ハンドメイド

・コンサルティング

最近では、個人にお仕事を頼むことも増えています。

自分に合った副業の形を見つけることができるでしょう。

給与収入以外にも、生活の柱になる収入があることで、会社の将来を不安に思う回数が減ることでしょう。

【お金の不安を解消】正しく資産運用してみる

資産運用、投資、と聞くと怪しいと思いませんか?

預けたお金が一晩の内になくなって借金を背負う!なんて、思っていませんか?

まずは、正しい資産運用の方法を調べることをオススメします。

”必ず儲かる投資”は存在しませんが、低リスク低リターンな、ちゃんとした投資は存在しています。

貯金だけでは、お金の不安は解消できません。

・投資の方法を調べる

・自分はどれくらいのリスクを取れるのか確認する

・大きなお金をいきなり突っ込まない

まずは、失っても痛くない少額投資から始めましょう。

簡単に儲けられる話ではないので、コツコツとやることが大事です。

【お金の不安を解消】生活費を見直してみる

誰でも、今からでもできる簡単な方法が、家計の節約です!

会社の将来に、自分の家計がどう関係してくるのか疑問ですよね。

生活費が多くかかる人は、それだけ毎月の給料が多くないといけません。
つまり、会社の業績や将来に大きく自分の生活が左右されてしまいます。

ですが、生活費を抑えることができれば、会社から受ける影響を最小限にすることができます。

仮に会社が潰れて転職となった際も、同じ生活レベルを維持するために、年収の高い職種へすぐに転職できるかは分かりません。

日ごろから、無駄な出費を抑えることで様々なメリットが生まれます。

・資産運用の資金が溜まる

・給料が下がっても生活に影響がない

・転職する際に難易度が下がる

家計の管理は、出費を自動計算してくれるような家計簿アプリが便利です。

【健康の不安を解消】定期的な健康診断を受けよう

過酷な働き方を求められる職場では、自分の健康が心配ですよね。

・ケガや病気で働けなくなったら収入が途絶える。

・治療費に大きくお金がかかってしまう

それぞれ、保険で備えるのも方法のひとつです。

でも、ケガや病気に最初からかからない方が、当然良いかと思います。

福利厚生で用意されている健康診断と、自己負担で受けられる人間ドックがあります。

人間ドックは1年に1度の受診が理想とされていますので、病気の早期発見のためにも受診してみましょう。

他にも予防歯科として、3ヵ月に1度は歯医者にかかるなど、身体のメンテナンスをすることで、健康不安を軽くすることができます。

もしもの時も、身体が元気であれば転職活動も頑張ることができます。

【健康の不安を解消】会社への不安はゼロにならないと気付こう!

今の時代は、どんな大手の企業に入社できたとしても、定年まで安心して働けるかは分かりません。

突然リストラされるかもしれない、突然会社が潰れるかもしれない。正確に将来を言い当てることは、世界中の誰にも不可能でしょう。
なので、あなたが抱えている会社の将来への不安は「普通の感覚」なのです。

では、どうすれば良いのでしょうか?

今すぐに行動を始めてみてください。

行動をすることで、ひとつずつ不安の種を取り除きましょう。

これから、転職は当たり前の時代

なぜ、転職が当たり前になってくるのでしょうか?

それは企業が人を採用する考え方が変わってきているからです。

ソニーやパナソニック、日立製作所のような大手企業は年功序列型の賃金制度を廃止すると発表をしました。

このことからも、終身雇用や年功序列が特徴だった、日本型雇用が変わろうとしているのが分かるでしょう。
年功序列の賃金制度とは、新入社員で入社した後は、勤続年数を重ねるごとに給与が上がるシステムでした。

一方、アメリカなどで主流になっている働き方は「ジョブ型雇用」と呼ばれています。
ジョブ型雇用は、明確に業務内容や責任の範囲、勤務時間や勤務場所などを決めた上で雇用契約を結ぶのです。

企業が必要だと感じるスキルや、経験を持った人をピンポイントで雇う方法で、異動や昇格、降格が無いのが特徴でしょう。
ジョブ型雇用では、自身の経験やスキルが成長すれば、より良い条件の会社に転職することは難しくありません。

実際に、アメリカでは一生の内に10回ほど、転職を経験するとも言われています。

3年は職歴が無いと転職は厳しい?

転職を考え始めて、最初にぶつかる壁が職歴の長さだと思います。

日本では昔から、3年は会社に勤めないと次の転職は厳しい、と言われていました。

・忍耐力がなく、すぐ辞めると思われる

・社会人経験の浅さから雇って貰えない

このように評価されるから不利、だと言う理由です。

しかし、実際の転職市場では、職歴の長さよりも本人のやる気や、スキル、資格の有無が重要視されています。

むしろ、慢性的な人材不足を抱えている企業が多いことから、今すぐにでも来て欲しいと感じている企業が多くあるのが現実です。

企業が人手不足であるデータは、有効求人倍率を参考にしてみましょう。

引用「独立行政法人労働政策研究・研修機構 職業紹介‐都道府県別有効求人倍率
https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/shuyo/0210.html

「有効求人倍率」2022年7月時点において、全国平均1.29倍であり、47都道府県の内、1倍を切っているのは2県だけです。

ほとんどの地域で仕事を探している人より、仕事の数の方が多いことが分かります。

なので、イメージだけで転職は難しいと考えないようにしましょう。

転職活動をすることで、今の自分に何が足りていないのか、自分の市場価値が年収でどれくらいかを調べることが大事なのです。

まとめ

いかがでしたか?

会社の将来に不安を持つことは、決して間違った感情ではありません。

その不安を解消するためには

・転職に使える資格、スキルを身につける

・転職活動をしてみる

・副業をしてみる

・正しく資産運用をしてみる

・生活費を見直してみる

・定期的な健康診断を受ける

・会社への不安はゼロにはならないと気付く

7つの行動を全てする必要はありません。

今の自分にできると思う行動を、ひとつだけでもやってみましょう。

会社の将来への不安を、今日からひとつずつ減らしていきましょう!

それではまたお会いしましょう。
退職博士でした。

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