「今の仕事に満足していない。」
「仕事がストレスと感じる。」
「会社を辞めようか迷っている。」
毎日の通勤、モヤモヤした気持ちを抱えたまま会社に向かっていないでしょうか。心配や悩みについて考えていると、集中ができずにミスが続いてしまうことも。
というわけでこんにちは。
退職博士です。
実際に会社を辞めたいと思う原因や対策などをさまざまな角度から紹介しているので、読み終えたころにはあなたの頭が整理され、今すべきことが分かるはずです。
早速、一緒にみていきましょう。
もくじ
会社を辞めたいと思っているのはあなただけじゃない
「他の人は順風満帆なのに、どうして自分だけ嫌な仕事をしているんだろう…」
そんな考えが頭に浮かび、悲観的になってはいないでしょうか。
株式会社ビズヒッツが社会人1,000人にアンケートを行った結果、「会社を辞めたい」と思ったことがあると答えた人は88.9%と約9割に上ることが明らかになりました。
つまり、会社を辞めたいと思っているのはあなただけじゃないのです。
誰でも感じる悩みなので、考えすぎる必要はありません。
とはいえ、現状がつらくて耐えれないという悩みも多いはず。
ここからは、変えられない現状であっても乗り切るコツを紹介していきます。
とりあえず今週を乗り越えよう!
つらい状態で、ふと将来のことを考えた時、長い目で見れば見るほど、苦痛だという感情が強くなってしまいます。
そんな時は、とりあえず今週だけでも頑張ろうと気楽に考え、日常に幸せを感じる数を増やすように意識してみましょう。
以下に、忙しい日常の中でも、小さな楽しさや幸せを感じることができる考え方を3つ紹介します。
最高の朝を迎える
一日の始まりこそ、幸せな気持ちで迎えたいものです。実際に、朝は心身的に穏やかになるポイントがたくさんありますよ。
いつもより少し早く起床し、散歩をする、朝ご飯をきちんと食べる、というごく当たり前のことを習慣化することで、心身ともにリラックスした一日を始めることが可能です。
また、朝日を早く網膜にあてることで心身ともにリラックスすることができる「セロトニン」が分泌されるということが科学的に証明されています。
早起きは三文の徳ということわざがあるように、少し早起きをするだけで健康的で最高な朝を迎えることができるのです。
ご褒美を作る
頑張っている自分にこそ、ご褒美をあげて普段の苦労を労ってみましょう。いつも頑張っている自分にきちんとご褒美をあげている人は意外と少ないです。
美味しいご飯を食べたり、自分にプレゼントをあげたり、スパに出かけたりと、自分にとってうれしいご褒美であれば形の有無は関係ありません。
ちょっとした贅沢をご褒美という形で自分に返してあげることで、「また仕事を頑張ろう」という気持ちになり、次の自分への活力となりますよ。
どうしても無理な時は休む
つらい日々を過ごしていると、嫌な時やどうしても気分がのらないときってありますよね。
そんな時は、身体が「限界だ」と訴えているサインかもしれません。限界に早く気づいて休むのは悪いことではないですよ。
限界を感じて疲れ切った頭は、考えるために必要な要領を超えてしまっています。
頭の要領を空っぽにする作業こそ、休むことなのです。
本当に無理だと思った時こそ頭と心を休ませることが、リフレッシュとなり明日以降の気持ちの持ちようを高めてくれ、作業を効率的にするためのカギとなります。
会社を辞めたい原因を5つ解説
会社を辞めたいと感じている背景には必ず原因があります。しかし、その原因が自分でははっきりしていない人も多いのではないでしょうか。
原因が分からなくては、対処の仕様がありません。あなたが会社を辞めたいと思う原因を追究することで、今後の対処方法を見つけることや解決策を模索することに役立ちます。
ここからは、会社を辞めたいと言われる主な原因とされているものを見ていき、あなたが思う原因を突き止めて一緒に解決策を探していきましょう。
職場の人間関係
厳しすぎる上司や、グチグチとうるさい理不尽な同僚も中にはいますよね。上司との相性が合わず、会社を辞めたいと思っている人も多くいます。
常に周りの目を気にしておびえながら日々の業務に取り組んだり、本当はそうではなくても「自分ばかり注意されているのではないか」と自己嫌悪に陥ってしまうような状況だったり、といった職場では仕事に嫌気がさしてしまいますね。
職場の人間関係は仕事のモチベーションにつながり、仕事に取り組む姿勢を変えるということに大きく関係しています。
そのため、職場の人間関係が良くなければ仕事に対するモチベーションも下がり、仕事を辞めたいという気持ちにさせてしまうのです。
朝起きるのが辛い
朝型・夜型という言い回しがあるように、人によって朝夜の得意、不得意があります。しかし、大抵の仕事は朝起きて夜寝るというサイクルのため、夜型の人には辛いですよね。
朝起きるのがつらいと、前日の夜から目覚ましをかけるのが憂鬱になりますし、毎日必ず生じる行為なので、余計に嫌気がさすものです。
朝がつらいと感じている人はとても多く、社会人の半数以上が朝起きるのがつらいと感じています。
やりたくない仕事がある
仕事の達成感や満足度を感じる瞬間は「やりがいのある仕事をやり遂げた時」ではないでしょうか。そもそもやりたくない仕事ばかり回されたら、苦痛しか感じません。
人のやる気が生じるのは、やりがいのあるものがあるときです。やりたくないことを無理にやらされると何を目的に仕事をしているのか見失ってしまいます。
やりがいのなさは、結果的に仕事を辞めたいという感情を生じさせてしまうのです。
忙し過ぎる
あなたは、激務の毎日で忙しさに精一杯になってしまい、気づいたら自分の限界を超えていて体調を崩してしまった、なんて経験をしたことはないでしょうか。
後々になってから、あの時の余裕のなかった自分に気づくなんてことも。忙しすぎると心に余裕がなくなり、精神を病んでしまったり、体調を崩してしまったりとどんどん悪循環へと突き進んでしまいます。
この悪循環が、忙しいことで余裕がなくなった自分に追い打ちをかけてしまい、仕事に対して嫌な気持ちをもってしまう原因となるのです。
給料が低い
現在の日本では、自分や家族の生活のために働いている人が多いのが現状です。働いていても生活が厳しかったり、業務に見合っていない給料だと感じると仕事のモチベーションを維持することも難しいですよね。
そもそも、私たちが働いている理由はお金を稼ぐためです。お金を稼ぐために仕事をしているのにも関わらず稼ぐことができないとなると、働いている意味を見出すこともできません。
給料が低いことで仕事に対して不満を持ち、辞めたいという感情が湧いてくるのは当然だと言えるでしょう。
将来的に会社を辞めたいときの対策3選
将来的には会社を辞めたいけどまだ迷っている人に、知っておいて損がないのが「会社を辞めたいときの対策」です。
辞めたいと思う気持ちは突然やってきて、一気に強くなります。しかし、急に辞めたいと思ってもどこからはじめていいか分からないですよね。
そんな急な感情の変化に身を任せて後悔しないように、今のうちから知って備えておきましょう。
スキルを上げてみよう
スキルをあげることの主なメリットは、仕事の幅を広げることです。スキルをあげる方法はいくつかありますが、特に資格を取ることがオススメです。
最近では専門的なものでも最短30日で取得できる資格もあり、未経験でも簡単に取得ができるものが増えています。
例えば、介護職や幼稚園教諭などといった特定の資格を要する職に関しては資格を取得している者しか働くことができませんが、倍率が低く採用されやすい特徴もあります。まずは、採用され働くことでスキルが向上するでしょう。
資格を取得していることで働ける職域が増えることから、自分に合った職場探しがしやすくなるのです。
長期休暇をとってみよう
長期休暇を使って一度仕事から物理的に距離を置くことも大事なことです。時間をたくさん作れるので、頭と身体をゆっくりと休めることができますよ。
自分とじっくり向き合い今後を考える時間や、上記のように資格取得に向けた勉強時間が作れるといったメリットがあります。
焦って答えを出そうとしてもいい結果に結びつきません。あなたの人生を左右する大事な選択なので、思い切って長期休暇を取り、じっくり時間をかけて慎重に考えてみるのもありでしょう。
思い切って辞めてみよう
会社を辞めるというのは大きな決断に思えて勇気がいりますよね。環境の変化に対する不安や、上司に相談しなくてはならない恐怖心などといった心身的な負担が重くのしかかってきます。
しかし、会社を辞めるということはあなたが想像するよりも意外とハードルが低く、上司に言うのは一瞬です。しかも、求人を募集している会社は山ほどあるので、今よりも自分に合う環境や条件の会社を見つけることができます。
勇気を出して「会社を辞めるという決断」をすることで今よりずっと気持ちが楽に、あなたらしく働くことができるようになりますよ。
会社を辞めたいと思ったときの注意点
いざ「会社を辞めよう」と思い立った時、実際、どこからどう行動していいのか分からないですよね。できることなら可能な限り穏便に会社を辞めたいものです。
会社を辞める時にも、もちろん気を付けるべきポイントがあるので、会社を辞めようと思った時はぜひ参考にしてください。注意点を意識しておけば、あなたが会社を辞める時にスムーズに事が運びますよ。
いきなり辞めない
辞めるからもうどうでもいいや。という気持ちでいてはいけません。今までお世話になったことは事実です。きちんと上司に辞める旨を伝えましょう。
あなたが辞めることで会社側も次の人員確保や事務手続きなどが必要になります。そのため、最低でも辞める1ヵ月前には上司に辞める旨を報告するようにするのが円満退社のポイントです。
また、辞める決心が固まるまでは同僚などにはうかつに話さないように注意。引き止められたり、違った目で見られたりと、ぎくしゃくしてスムーズに進まない可能性があります。
ストレスを溜め込まない
会社を辞めるということの心理的負担はあなたが思っているよりも大きいものです。
心理的負担は目に見えないので分かりづらいですが、それが、蕁麻疹や肌荒れなど目に見える形で身体に出てくる場合もあります。そうなったらさらに注意が必要です。
心理的な負担が身体の異変に現れる前に、家族に相談をしたり趣味に没頭したりとあまりストレスを溜め込まないように気を付けましょう。
バックれない
嫌なことがあると、それを避けて出来る限り逃げようとしてしまうものですよね。中にはバックれてしまう人もいます。しかし、バックれてしまった時はその後のリスクが大きいということを知っておいてください。
大きく分けて以下の2つのリスクが考えられます。
会社側が法的な措置を取る可能性がある。
会社側としても急な人員確保が必要になる、仕事がストップしてしまうなどの大きなデメリットが生じてしまうため、損害賠償を請求されてしまう場合があります。
あなたの精神的負担が増えてしまう。
バックれてしまった後悔から自責の念に苛まれてしまう人が多くいます。
次に折角良い職場が見つかったとしても、この自責の念が尾を引いてしまい更なる精神的ストレスを負ってしまう人も多くいます。精神的なものは完治が難しく、ひょんなことから再発してしまうので出来る限り避けるべきなのです。
以上のことから、バックれるという行為はしないようにしましょう。
もっと良い会社で働こう!転職のススメ
転職エージェントを探そうと思っていても、多すぎてどれを見て参考にしたらいいか分からないですよね。
今回は、特にオススメの3つの転職エージェントを紹介します。それぞれのサイトの特徴を載せたので、比較しながら自分に合ったサイトを見つけていきましょう。
リクルート
40年以上の歴史をもち、転職ならリクルートといっても過言ではない転職サービス。わずらわしい職務経歴書を簡単に作成できたり、気になる企業の社風を調べられたりと、かゆい所に手が届くサービスです。
転職活動を考えた際にはまず登録をするべきサービスと言えるでしょう。
・転職支援実績数が1位、リクルートにしか掲載のない求人が約10万件以上
・キャリアアドバイザーと実際に会話をして相談ができる
・書類添削や面接対策のほか、各企業の情報を提供してもらえる
doda
転職エージェントサービスも行っているdodaなら、手厚いサポートを受けながら転職活動を進められますよ。業界でもトップクラスの求人数を誇っているので、エージェントサービスを上手に利用していけば、仕事選びの悩みはなくなることでしょう。
・業界最大級の求人数
・IT、エンジニアや営業、企画職の採用に強い
・エージェントサービスから手厚いフォローが受けられる
マイナビ
マイナビは、はじめての転職活動をする人にも安心のサポート体制を完備、第二新卒や20代で転職に悩んでいる人はぜひ利用してほしいサービスです。公開求人数は2万件、非公開求人数はなんと10万件以上なので、あなたにぴったりの求人が見つかるはず。
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まとめ
今回は、「転職」という話題をメインに、
・今週を乗り越えるポイント3つ
・会社を辞めたい原因5つ
・会社を辞めたい対策3つ
・会社を辞めたいときの注意点3つ
・転職サイトのオススメ
という順で紹介しました。
あなたが会社を辞めたいと思う原因が分かり、頭の中が整理されたことで次にすべきことが明確になったのではないでしょうか。
あなたの人生はあなたが出した答えが正解です。今ここで見つけ出した答えがきっと、今後のあなたをよりよい方向に導きます。今日の答えを胸に、なるべく早く次の行動へ舵を切って進んでいきましょう。