女性の転職は何から始めればいい?ノウハウと転職エージェントの選び方

「今の仕事はいやだ」
「転職したい」

そう思った時、どのように転職を始めればいいのでしょうか?

現代の転職市場は広く、ノウハウもさまざまにあります。女性の転職では、押さえるべきポイントがまた増えます。

というわけでこんにちは。
退職博士です。

退職博士
女性の転職では、成功するのにいくつかのポイントがあります。

ここでは、

『転職する上でやってはいけないこと』
『転職する上では人に相談すべし』
『相談するなら専門家である転職エージェントに相談すべし』

という観点から、転職活動において大事なことを紹介します。

転職において、やってはいけないこと

参考:https://r25.jp/article/781784412909647048?utm_medium=organic

現代の転職の自由度は高く、ノウハウや押さえるべきポイントは、業界によってさまざまに変わるので、最低限の『やってはいけないこと』に絞ってまとめます。

将来のキャリアプランを無視する

給料や条件のいいところならどこでも、という考えはいけません。自分のやりたいことや自分の能力をよく考え、ある程度具体的に将来像を決めておくことが大事です。

転職して実現できることで頭をいっぱいにしてしまうのではなく、自己実現でしたいこととその優先順位、そのために使える自分の資源(時間・体力・費用)もよく考えておくとよいです。

職種のみで転職先を決める

『事務職なら楽そう』『営業なら成績さえ上げればよさそう』と考えてしまいがちですが、職種だけでなく、職場の雰囲気や将来の給与などもとても大事な要素です。

転職したい職種を限定せず、もっと広い目で探してください。思いもよらない職種で、自分に適性がある仕事や、将来性がある仕事が見つかることもあります。

そうでなくとも、職場の雰囲気がよかったり、将来性のある給与があったりすると、転職後にミスマッチで悩む可能性が減ります。自分のキャリアプラン、転職先の社風などもよく考えて選びましょう。

ビジネスマナーを軽視する

マナーは業界や職種によってさまざまですが、最低限のマナーは守れないと、それだけで採用者に門前払いを食らいます。転職エージェントからも悪印象を持たれます。

職種や業界が違っても、最低限共通するラインはあるので、それは厳守しましょう。少なくとも、あいさつ・お礼・おわびは欠かさないように努めましょう。また、時間厳守も心がけましょう。

結婚・出産・育児を軽視する

ライフイベントはいつでも起こりうることです。なんとか乗りこなしている人もいますが、特に出産・育児に関しては、条件が合わないと、せっかく転職してもすぐに退職や転職を迫られる可能性があります。

なんとかこなしている人もいますが、出産と育児に関しては、実家の協力が得られなかったり、多胎児(双子や三つ子)だったりすると、本当に大変です。

人によっては不妊治療が必要になることもありますし、その場合は費用がかかる上に時間も取られます。仕事と家庭の両立を考えられる職場を選ぶことは、本当に大事です。

一人で転職活動する

一人で何かを進めると、大事なことを見落としたり暴走したりしがちです。大事なことほど、誰かに相談しつつ進めるべきです。

相談するとなると、まず友人や同僚、兄弟が思い浮かびますし、親も選択肢に入ってきます。ですが、彼らも大人ですから、遠慮が先に立って的確なアドバイスができない場合があります。

さらに、同僚だと、自分に仕事の負担がかかることを懸念して、転職自体を否定するかもしれません。親世代だと、そもそも現代の転職事情が理解できないことも考えられます。

そのため、本格的に相談するなら、第三者、それもできれば専門家が望ましいです。

転職エージェントは転職の専門家です。非公開求人を多数持ち、履歴書その他の書類添削や、面接対策のサポートもしてくれます。求人票は書かれていない社内情報も知っていることがあります。そして、無料で相談できます。

転職エージェントの選び方のポイント

転職の相談をするなら、転職エージェントがおすすめということを紹介しました。しかし、転職エージェントもいろいろです。どういうポイントで選べばいいのでしょうか。4つのポイントを紹介します。

女性の働き方に理解がある転職エージェントを選ぶ

転職エージェントも得意分野がさまざまです。女性の仕事を選ぶなら、育児と仕事の両立や、時短でも働きやすい職場環境に詳しく、それらのことを相談しやすい転職エージェントがよいでしょう。

大手に必ずしもこだわらない

大手は手広く求人を扱っていることが多いですが、手広ければいいというわけでもありません。

自分の希望職種や希望勤務形態をはっきりさせているなら、特定の対象者に特化した転職エージェントを選ぶと効率がいいです。そして、そういう特化型転職エージェントは、中小の転職エージェントにも多いです。

自己分析を重ね、自分の希望をはっきりさせて転職エージェントを選ぶのが大事です。

転職エージェントの得意分野を知る

いい転職エージェントにあたっても、その転職エージェントの不得意分野で求人を探す、ということになればミスマッチ率は高くなります。

自分が探したい分野が得意な転職エージェントか、リサーチや質問を重ねて見極め、自分の希望分野が得意な転職エージェントを選びましょう。

複数の転職エージェントに頼んで比較検討する

軸を1つだけしか決めないと、その軸がだめだった時に大変です。少なくとも2つに頼んでおきましょう。

複数に頼むことで、リスクの分散ができますし、異なる転職エージェントからもらえる求人を、比較検討しつつ応募先を決める事ができます。

おすすめの転職エージェントの紹介

女性の転職におすすめな転職エージェントを4つ紹介します。これ以外にも転職エージェントはさまざまにありますので、自分の希望に合わせていろいろと探すといいでしょう、

type女性の転職エージェント

・女性の転職エージェントとして18年の実績

・女性の転職に関するノウハウに強い

もともと、女性の転職で有名な『女の転職type』を運営しているところの転職エージェントなので、女性の転職に強いです。面接対策メイクアップサービスがあるのも特色です。

spring転職エージェント

・職種別に転職エージェントが決められていて、そこからさまざまな業界に紹介

・女性専門アドバイザーが多く在籍

グローバルで豊富な求人数です。ハイキャリア転職をうたっている転職エージェントだけあり、管理職向けの年収アップ求人もたくさんあります。

リクルートエージェント

・業界No.1

・幅広い年代をカバーできる

転職エージェント最大手です。求人数が多いだけでなく、幅広い年代向けの求人があります。挑戦してみたいときにおすすめです。

マイナビクリエイター

・Web・ゲーム関連職専門のサービス

・ポートフォリオ作成サポートがしっかりしている

Web業界、ゲーム業界に絞った転職エージェントで、この分野で探したいなら強い転職エージェントです。女性向けのサポートチームもあり、この業界を専門に探すなら、まずここをおすすめします。

転職活動のFAQ

転職エージェントを使った転職活動で、最低限押さえておくべきポイントは何でしょうか。Q&A方式でまとめました。

Q.転職エージェントとどれくらい密に連絡を取るべき?

A.報連相を欠かさないくらいの気持ちでいろいろと話すべき

退職博士
転職エージェントは転職相談されるのが仕事です。転職における要望はできるだけちゃんと伝えて、その上で現実とすり合わせてもらう、くらいの考えでぶつかっていくべきでしょう。
また、転職活動を進めるうちに、状況や考えが変わることもよくありますので、その都度転職エージェントに伝え、よく相談しましょう。

Q.どの業界でも必要な最低限のビジネルマナーって何?

A.あいさつ・お礼・おわびを欠かさないことと、時間厳守

退職博士
転職活動では異業界への挑戦も考えられますが、どの業界でもあいさつ、お礼、おわびを欠かさないことは必須ですし、特に面接が入れば時間厳守が鉄則です。これだけは絶対に守りましょう。
時間厳守ができない場合もありますが、その場合は先方にできるだけ早く連絡を入れましょう。
応募先にも、転職エージェントにも、あいさつ・お礼・おわびを欠かさない事が大事です。

Q.いい求人には片端から応募した方がいい?

A.自分の使える時間や体力を考えて求人を吟味する

退職博士
転職エージェントは、多くの人に求人票に応募してもらって、最終的には転職してもらうことで利益が入る立場です。そのため、相談すると求人をたくさん見せられることもままあります。
ですが、人が使える時間にも体力にも限界があります。全部に応募していると身がもたないことも十分考えられます。
自分の使える時間と体力を考えて、求人はよく吟味して応募しましょう。

Q.好きな分野に挑戦すべき?

A.必ずしもそうではない、自分の得意分野と好きな分野が一致しているとは限らないから

退職博士
たいして好きでなくても、やっていて注意されることが少なかったり、やっていて苦にならなかったり、人より早くうまくできたりしたら、それがあなたの得意分野です。
好きな分野はやっていて楽しいですが、得意分野はやっていてマイナスになることが少ないのが大きな利点です。
苦しいことが少ない仕事ができるなら、好きなことは趣味で大いに楽しむのもまた人生の選択肢です。好きな分野と得意分野について、改めて考えてみましょう。

まとめ

転職するなら、キャリアプランや今後の人生の選択肢をよく考えて、転職エージェントに相談しつつ最適な転職をしましょう。

転職エージェントを選ぶ際には、自分の希望をはっきりさせておいて、自分の希望に沿った転職エージェントを選ぶことが大事です。

今よりいい人生を目指して、転職に挑みましょう。

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